※下記の価格は、全て税込み価格となります。

野球肘検診

対象

小学生・中学生の野球チーム(硬式・軟式どちらでも)

内容

  • 医師による問診
  • エコー検査(障害が疑われた場合は当院外来受診をご案内します)
  • 理学療法士による身体機能検査(関節可動域、筋柔軟性)
  • 野球選手に必要なストレッチ方法またはトレーニング方法の指導

費用

選手1人 2,200円
  • 15~20名
  • 人数が満たない又は超える場合はお問い合わせください

日時

土曜日 13:30~ 所要時間 1時間

  • 参加時間に応じて1日1チームが対象となります
  • 開始時刻についてはご相談ください

場所

当院2階リハビリテーション室

お支払い方法

検診後に団体代表者様にお支払い請求書を発送いたします。後日お振込みとなります。

服装

  • 半袖、短パン運動靴などの動きやすい服装でご来院をお願いいたします。
  • 練習後の泥のついたユニフォーム等は避けるようお願いいたします。
  • その他質問事項等ございましたら、当院へお問い合わせください。

お問い合わせ

野球肘検診担当
リハビリ科 熊川 大樹
080-7469-6891(リハビリ科直通番号)

体外衝撃波疼痛治療

元々、腎臓結石を破砕する治療として確立されているため、ご存じ方も多いかと思います。それは整形外科の分野において応用され、外来通院で治療を行うことが可能です。
非連続性の圧力波である衝撃波を皮膚の上(体外)から患部に照射する方法で、痛みを感じとる自由神経終末という部分を変性させ、痛みを伝える物資を減少させたり、組織再生因子の増加や血管の再生を促進させたりすることで慢性的な痛みを改善する治療法です。

副作用・リスク

基本的には副作用はありませんが、以下のことが起こる可能性があります。

  • 治療中、治療後の痛み
  • 治癒部分の腫れ、点状出血
  • 感覚異常、知覚低下、神経痛等神経障害

費用

一般

1回目 16,500円
2回目以降 5,500円

学生

1回目~ 5,500円

詳しくはこちらをご確認ください。

PRP(多血小板血漿)療法

PRP療法は、多血小板血漿療法(たけっしょうばんけっしょうりょうほう)の略称で、自分自身の血液から取り出した成分を用いて、患部の治療や再生を促す治療法です。
具体的には、患者から採取した少量の血液を専用の装置で遠心分離し、その中から血小板を多く含む血漿層の「PRP」と呼ばれる部分を取り出します。PRPには成長因子が含まれており、これらが患部に注入されることで、組織の修復や再生を促進する効果が期待されます。 PRP療法は、スポーツ障害や慢性的な腰痛、肩こりなどの筋肉や関節の痛みに効果があると言われています。肉離れや靭帯損傷といったスポーツ外傷・障害への治療の選択肢の一つとなります。

PRPから放出される成長因子

成長因子の主な働き

  • 組織の修復を助ける
  • 炎症を抑えて、痛みを軽減する

PRP(多血小板血漿)療法の流れ

治療の長所

安全性

PRP療法は、患者様ご自身の血液から作られた血漿成分を使用するため、副作用のリスクが低く、安全であるといわれています。

手術の代替手段

PRP療法は治療において、基本的には手術を選択する前段階の治療ですが、手術の代替手段として使用されることがあります。手術のリスクや回復期間を避けることができ、治療期間が短くて済む(日帰り治療)ことがあります。

症状の緩和

PRP療法は、痛みや腫れなどの症状を軽減することができるとされています。また、組織の損傷を修復することや、関節の機能を改善することが期待されています。

治療の短所

効果にばらつきがある

PRP療法の効果には、患者によってばらつきがあるとされています。一部の患者では劇的な改善が見られる一方で、他の患者では効果が見られない場合もあります。

長期的な効果が不明瞭

PRP療法の長期的な効果については、まだ十分に明らかにされていない部分があります。治療後の再発や治療期間中の悪化についても、まだ解明されていないことがあります。

手術以外の選択の1つPRP(多血小板血漿)療法

治療には、さまざまなオプションがありますが、再生医療は最近注目を集めています。再生医療には、PRP療法(多血小板血漿療法)、脂肪由来幹細胞療法、骨髄由来幹細胞療法などが含まれます。
PRP療法は、自身の血液から採取した血小板を関節に注入することで、炎症を抑え、組織修復を促進することを目的とした治療です。
PRP療法を始めとする再生医療は手術を選択する前段階の治療です。人工関節置換術や関節鏡手術といった従来の治療法と比べて、副作用が少なく、短期間で回復することが期待できます。ただし、効果には個人差があり、適切な治療法を選択することが求められます。「手術を受けることを迷っている」、「手術以外の選択肢を探している」という方は気軽にご相談ください。

費用

関節内への注射 66.000円
筋・腱・靭帯への注射 44,000円

インフィニティエクソ:エクソソーム含有ヒト幹細胞培養上清液

エクソソームとは

エクソソームの説明イラスト

人間の体は「細胞」と呼ばれる要素が集まって構成されています。そして、その細胞の1つ1つの中にはより細かな物質が存在しており、その1つがエクソソームです。エクソソームとは、細胞が放出する極めて小さな物質で、「中にいろいろな情報が詰まったカプセル」のようなもののイメージです。
細胞同士はこのエクソソームを通じて情報伝達が行われているといわれています。

インフィニティエクソとは

エクソソームの写真

エクソソーム含有ヒト幹細胞培養上清液を活用する治療法です。
ヒト幹細胞培養上清液とは、臍帯 脂肪 歯髄など体内に存在する幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞や不純物を取り除いた上澄み液です。
上澄み液に含まれる間葉系幹細胞 (MSC) 由来のエクソソームは近年MSCの治療メカニズムにおいて 重要な役割を担うことが多くの学術論文で報告されています。
またインフィニティエクソには、エクソソームだけでなく細胞や血管を作る働きを促進させたり、炎症を落ち着かせたりするような「成長因子」という細胞の栄養剤も豊富に含まれています。

インフィニティエクソを用いた治療の特徴

自己修復機能の促進

インフィニティエクソに含まるエクソソームや成長因子の働きによって患部の炎症を抑えたり、 自己修復機能の促進が期待されています。

細胞の採取、採血が不要

患者様自身の細胞採取や採血を伴わないため、体への負担や拘束時間を最小限に抑えることが可能です。

注射のみで治療が完了

患部へ注射器を使って注入できる、日帰りの治療です。

患者様の血液や体調のコンディションに左右されません

健康な日本人の20~30代の幹細胞より抽出された有効成分 (エクソソームや成長因子等) で構成されているため、健康的な幹細胞から分泌されたエクソソームやサイトカインで治療することができます。

こうした症状や疾患で治療を受けている方、お悩みの方はご相談ください

  • 膝に膝関節症と言われた
  • 手術に抵抗がある
  • なるべく早く痛みを緩和させたい
  • 階段昇降時に膝が痛い・・・等

インフィニティエクソを用いた治療で期待できる効果

痛みの緩和

炎症抑制や組織修復に働きかけることで痛みの緩和・軽減が期待されています。

関節内環境の改善(関節内投与の場合)

エクソソーム含有ヒト幹細胞培養上清液
軟骨等を攻撃しやすい環境から、健康な膝の環境へ近づける事が期待されています。

自己修復力の活性化(筋腱組織投与の場合)

患部に投与することで自己修復力の活性化が期待できます。

治療の流れ

  1. 問診のイメージイラスト

    1. 問診・診察

    関節の痛みや違和感の程度、これまで行ってきた治療についてお伺いします。

  2. 消毒のイメージイラスト

    2. 消毒・麻痺

    投与部位を消毒し、必要な場合は局所麻酔を行います。

  3. 問診のイメージイラスト

    3. 注射

    疾患部位へ注射にて投与します。ヒアルロン注射と同じような針で行いますので、痛みは通常の関節注射と同様です。

  • 全ての方がインフィニティエクソを用いた治療をお受け頂けるわけではございません。
  • 問診・診察と投与は同日に行う事も可能ですが、当院では原則別日に実施致します。

費用(局所投与)

2ml/回 投与 55,000円
  • 2ml×1箇所
  • 点滴による投与も可能です。その場合は料金等が異なりますので、別途ご相談下さい。

よくあるご質問

保険診療で受けることはできますか?

いいえ、本治療は自費診療です。

当日受ける事は可能ですか?

はい、可能です。主治医の説明を十分にお聞きになり、治療について理解した上でご判断ください。

採血は不要ですか?

不要です。

手術を避けられますか?

関節の変形を整えたり、患部の組織を元通りにできる治療ではないため、手術を必ず避けられるわけではありません。

他人の幹細胞由来の成分が使われていますが、安全性は問題ないですか?

健康な日本人の20~30代より採取された脂肪より抽出した幹細胞を用いて、厳重なウィルス検査をクリアした原材料のみ使用しています。幹細胞 本体ではなく、幹細胞から分泌された有効成分(エクソソームや成長因子 等)で構成されており、個人を識別できるようなDNAは完全に除去されることで、拒否反応等は非常に稀と言われています。加えて、第3者機関である日本臨床培養上清液研究会の安全性評価委員会で最上位の「A評価」を取得しています。